2014年7月13日

しゃべる電卓

ハードオフでジャンク300円(税抜)で入手したしゃべる電卓です。
初音ミクなどが出現した現在では機械が話すことはそんなに珍しいことではありません。しかし、このような技術は音声合成と言われ、機械がしゃべること自体が凄いと言われた時代がありました。
このしゃべる電卓の場合は実際に人間が喋った声をROMに入れて喋らせているだけでしょうから、実際の音声合成技術とは程遠いのかもしれません。



実はこの電卓、かつては地域によって電話番号が違っていたことで知られる“日本文化センター”でオマケとして付いてきたしゃべる電卓だったのです。もはや売り物でもありませんw。
自分はそのことを知っていたので、気になって購入してしまった次第であります。




電卓モード時はボタンを押すと数字や記号をしゃべります。計算した時はもちろん答えも読み上げてくれ、[REP.]ボタンを押せば再度その答えを読み上げてくれます。なお、直前の計算や数を消す[CE]ボタンでは「クリア」、全ての計算を消す[AC]ボタンでは「リセット」と読み分けているみたいです。
ボリュームは3段階調整が可能。と、言っても1つはOFFであるので実質は2段階です。


使用する電池は単3・2本。今では太陽電池式の電卓が主流で電池を使う電卓自体が珍しいのかもしれません。
下には各国の特許番号も記載されており、日本の特許番号も見られます。一応、この番号を特許電子図書館で照会してみましたが、見当たりませんでした。




中身を開けたところ。LSIはホクロ。原産国表示はありませんが、ホクロを使っているということはやはり中国あたりの製造なのでしょうか。左上にはスピーカーが付いていますが、自分が想像したものよりも口径が大きいですね。





この電卓には時計とアラーム機能が付いていて、電卓として使わない時は時計にもなります。という訳で、時計の合わせ方をここにメモ書きしておきますね。
ボタンの配置は左の写真を参考にしてみてください。





●時計の合わせ方
1.[TIME]ボタンを押して時計モードにしておく。
2.[M-(SET.)]を押してセットモードに入る(液晶画面にSET表示が出る)。
3.[MR(HR.)]で時間、[MC(MIN.)]でがセットできる。
なお、この時計は12時間表示で午後時には液晶画面にPM表示が出る。
4.時間を合わせたら再度[M-(SET.)]ボタンを押してセットモードから出て設定が完了。
5.なお、セットモードは時間が経つと解除されてしまうので、注意すること(その時は「2.」へ戻ってやりなおし)。

●アラーム設定の仕方
1.[ALM]ボタンを押してアラーム設定モードにする(液晶画面にALM表示が出る)。
2.[M-(SET.)]を押してセットモードに入る(液晶画面にALM+SET表示が出る)。
3.[MR(HR.)]で時間、[MC(MIN.)]でがセットできる(時計同様12時間表示)。
4.合わせたら、[M-(SET)]を押してセットが完了([ALM]ボタンを押してもOK)。
5.アラーム設定が完了すると、液晶画面にブザーの表示がされる。
6.アラームを解除する時は時計モード時に[M+(ALM ON/OFF)]を押す。液晶画面にブザーの表示が消えたのを確認したら、アラーム解除成功。

1 件のコメント:

  1. 某茶葉生産地市民2014年7月21日 20:19

    このしゃべるシリーズですが、私の家にはこれの掛け時計があります。
    前にどこのメーカなのか気になって調べて台湾か中国のメーカーに当たったような気がしますが、今でははっきりと覚えていません。
    しゃべる掛け時計も日本文化センターで発売していたものでした。

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