2014年7月27日

天地無用! 魎皇鬼のDVDを購入

某ブックオフで1枚500円だったので、元祖・天地無用!のOVAである『天地無用! 魎皇鬼』のDVDを購入してきました。このアニメは自分の青春そのもので、ビデオ(VHS)は持っていたのですが、DVDは持っていなかったので買ってみました。
ちなみにこれは「」・「」・「」・「」 ・「」の全5巻構成なのですが、最後の「!」が売ってなかった…。





このアニメはパイオニアLDC(現・NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)とアニメインターナショナルカンパニー(AIC)の共同制作(※1)
パイオニアLDCは音響メーカーであるパイオニアの子会社であったため、音へのこだわりが凄く、ドルビーデジタル2chステレオ音声と5.1chサラウンド音声のみならず、まだ当時は珍しく、ドルビーデジタルよりもクオリティの高かったDTS5.1chサラウンド音声を入れる程の力の入れようでした(※2)

しかし、パイオニアはパイオニアLDCを手放し、パイオニアLDCはジェネオン エンタテインメントという社名に変更する。その際にこの天地無用!のOVAも再発売されることとなるが、DTS音声と英語音声が省かれドルビーデジタルの2chと5.1ch音声のみとなってしまった(後に発売されたDVD-BOXも同様)。従って、DVDの完全版はこのパイオニアLDC名義で発売されていた初版のみなのです。まぁ、それを知っていて購入したのもあるのですけどね。

※1:OVA「天地無用! 魎皇鬼」第1期・第2期シリーズのみ。第3期シリーズはバップ(日本テレビ放送網系のレコード会社)とアニメインターナショナルカンパニーの製作に移行している。
※2:ただし、DTSはDVDのオプション規格の為、DTS光出力に対応したDVDプレイヤーとDTSデコードに対応したAVアンプが必要で敷居が高い(DTSデコーダが内蔵されているDVDプレイヤーもある)。

2014年7月21日

お知らせタップ WH2403

ハードオフのジャンク300円(税抜)で入手した松下電工(現・パナソニック)の“お知らせタップ”です。うちの近所のハードオフで売られているタップ類は異様に汚いものが多く、わざわざジャンクで買ってまで購入するか?的なものが多い。
その中で今回買ったこのタップは比較的綺麗で以前から欲しかったものであったため購入してみました。コード部分には透明な結束材が付いていて、もしかしたら、パッケージから取り出しただけの新古品かもしれませんね。




松下電工「電器総合カタログ '91/4」より。このタップは電気の使用容量を知らせてくれる延長タップ。コードは3mで結構長い。お知らせ機能が付いているので、口数は少なめの3個口となっています。
1991年当時の価格で3500円(税別)。同じカタログに掲載されている3個口の延長タップが1000円前後なのを考えると、付加機能が付いている分高くなっているのがわかります。
当時、自分も欲しかったですが、この価格はさすがに手が出ませんでした。





お知らせ部分の拡大。3段階表示で電気使用量100W以上500W以上1000W以上を各LEDで通知し、最大容量1500Wに達するとブザーで通知してくれます。
テストしてみましたが、意図的に1000W以上を到達させるのは難しそうです。通常使用のパソコンとハンダゴテでようやく100Wオーバーに達しました(写真)。



タップの裏側。このタップは“National”ブランド時代の製品のため、懐かしのNマークが見られます。定格は“15A 125V”。「MATSUSHITA ELECTRIC WORKS, LTD.」は松下電工の英社名表記です。
なおコードには“1996”、本体には“9705”と書いてありましたから、1996~97年までに製造された製品と考えられます。1991年のカタログに掲載されていたのを考えると、相当ロングセラー商品だったのでしょう。

2014年7月17日

EPSON DIGITAL STILL CAMERA L-500V

プリンタで知られるセイコーエプソンが発売していたデジタルカメラ“L-500V”です。同社はやはりプリンタやスキャナ製品などの印象が大きいですが、デジタルカメラ分野では2004年に発売した世界初のレンジファインダーデジカメ“R-D1”で知られる。本デジタルカメラは同年にコンシューマー向けに発売したコンデジで、このカメラの売れ行きが芳しくなかったのか、これがエプソン最後のコンデジになってしまったようです。



  
裏・上部。最近のコンデジではめっきり見られなくなったモードダイヤル付きの機種でモードは設定も含め、このダイヤルを回して選択します。
このデジカメは液晶の綺麗さを売りとしており、59万ドットの高繊細液晶“PhotoFine液晶”を採用しています。
画素数は型番が示すように500万画素



やはり、エプソンのデジカメはあまりピンと来ないですが、この機種は本体の製造を京セラが担当し、レンズをコニカミノルタが担当しているようです。レンズはコニカミノルタが“MINOLTA”ブランドで発売したデジカメ“DiMAGE G400”と同じGT HEXANONレンズを用いているようです。
起動時はレンズ横の青色LEDが光る仕様になっており、ここらへんはコニミノのデジカメを受け継いている印象がありますが…。


やはりプリンタのエプソンですから、プリンタとの親和性ば抜群です。同社製の対応プリンタにおいて、USBケーブルを繋げばカメラからの操作で印刷することが可能です。ウチのプリンタは幸運にもこのデジタルカメラに対応した“PM-D750”という古い機種で、ダイレクトプリントも可能でした。




記録メディアはデジタルカメラでは一般的なSDメモリーカード。SDHCには非対応で2GBまでの対応となります。500万画素ですから、2GBで十分すぎるほどだと思います。






京セラとコニカミノルタという脅威のコラボが実現している本デジカメでありますが、バッテリーはどちらにも属さないオリジナルバッテリーを採用しています。エプソン純正の物はEPALB2(EU-94)という型番で、現在は発売していません。
シグマというメーカーのデジタルカメラで採用されているBP-31というバッテリーが同等品で、こちらを使うことが可能です。こちらは現在でも発売しており、入手が可能です。


普通、デジタルカメラの純正バッテリーといえば4~5000円が相場であり高価ですが、BP-31は2000円前後で入手可能でリーズナブルです。ロワジャパンなどで互換バッテリは入手できますが、近所のヨドバシカメラで扱いがありましたので、自分はBP-31を購入してみました。
ちなみに、このバッテリーの外形はカシオのデジカメで使っているバッテリーであるNP-40とそっくりですが、端子位置が違い別物でありますのでご注意を。自分は外形を見てカシオのと同じだと思ってこのデジカメを購入してしまったのはナイショだw。
もちろん、エプソンの充電器でもBP-31は充電可能でした。








追記
このデジカメを持って写真を撮ってきました。いろいろ撮ったのですが、この写真がベストショットということでw。
もちろん本体の液晶では綺麗に写っていたのですが、実際の画像を見ても結構綺麗。これだったら今でも耐えそうですね。
せっかく予備バッテリーも買いましたし、ちょっとしたお出かけに持っていくデジカメにしようかな?と思っています。
あ、ちなみにこの写真の元ファイルも置いとくね

2014年7月13日

しゃべる電卓

ハードオフでジャンク300円(税抜)で入手したしゃべる電卓です。
初音ミクなどが出現した現在では機械が話すことはそんなに珍しいことではありません。しかし、このような技術は音声合成と言われ、機械がしゃべること自体が凄いと言われた時代がありました。
このしゃべる電卓の場合は実際に人間が喋った声をROMに入れて喋らせているだけでしょうから、実際の音声合成技術とは程遠いのかもしれません。



実はこの電卓、かつては地域によって電話番号が違っていたことで知られる“日本文化センター”でオマケとして付いてきたしゃべる電卓だったのです。もはや売り物でもありませんw。
自分はそのことを知っていたので、気になって購入してしまった次第であります。




電卓モード時はボタンを押すと数字や記号をしゃべります。計算した時はもちろん答えも読み上げてくれ、[REP.]ボタンを押せば再度その答えを読み上げてくれます。なお、直前の計算や数を消す[CE]ボタンでは「クリア」、全ての計算を消す[AC]ボタンでは「リセット」と読み分けているみたいです。
ボリュームは3段階調整が可能。と、言っても1つはOFFであるので実質は2段階です。


使用する電池は単3・2本。今では太陽電池式の電卓が主流で電池を使う電卓自体が珍しいのかもしれません。
下には各国の特許番号も記載されており、日本の特許番号も見られます。一応、この番号を特許電子図書館で照会してみましたが、見当たりませんでした。




中身を開けたところ。LSIはホクロ。原産国表示はありませんが、ホクロを使っているということはやはり中国あたりの製造なのでしょうか。左上にはスピーカーが付いていますが、自分が想像したものよりも口径が大きいですね。





この電卓には時計とアラーム機能が付いていて、電卓として使わない時は時計にもなります。という訳で、時計の合わせ方をここにメモ書きしておきますね。
ボタンの配置は左の写真を参考にしてみてください。





●時計の合わせ方
1.[TIME]ボタンを押して時計モードにしておく。
2.[M-(SET.)]を押してセットモードに入る(液晶画面にSET表示が出る)。
3.[MR(HR.)]で時間、[MC(MIN.)]でがセットできる。
なお、この時計は12時間表示で午後時には液晶画面にPM表示が出る。
4.時間を合わせたら再度[M-(SET.)]ボタンを押してセットモードから出て設定が完了。
5.なお、セットモードは時間が経つと解除されてしまうので、注意すること(その時は「2.」へ戻ってやりなおし)。

●アラーム設定の仕方
1.[ALM]ボタンを押してアラーム設定モードにする(液晶画面にALM表示が出る)。
2.[M-(SET.)]を押してセットモードに入る(液晶画面にALM+SET表示が出る)。
3.[MR(HR.)]で時間、[MC(MIN.)]でがセットできる(時計同様12時間表示)。
4.合わせたら、[M-(SET)]を押してセットが完了([ALM]ボタンを押してもOK)。
5.アラーム設定が完了すると、液晶画面にブザーの表示がされる。
6.アラームを解除する時は時計モード時に[M+(ALM ON/OFF)]を押す。液晶画面にブザーの表示が消えたのを確認したら、アラーム解除成功。

2014年7月10日

FUJIFILM FINEPIX F70 EXR

富士フイルムのデジタルカメラである“FINEPIX F70 EXR”。これはFinePix Fシリーズのデジタルカメラで、既発売の機種である“F200 EXR”の兄弟機種に当たり、同機種が1200万画素なのに対し、当機種は1000万画素と廉価版的な位置付けもあったようです。
これは例によってハードオフのジャンクで入手したもの。症状としては『写真は写せるが、表示が出来ない』という謎症状。取り敢えず税抜き300円だったし、面白そうだったので購入してみました。



早速、動作確認してみようとしてみたのですが、このカメラで使える充電式電池を持っていなかったので、互換電池待ちの状態でした。
ちなみにこのデジタルカメラのバッテリーパックは“NP-50”というバッテリーで、富士フイルムだけではなく、コダック(KLIC-7004)やペンタックス(D-LI68)も同一形状のバッテリーパックを用いているようです。


FinePixと言えばスマートメディアやxD-ピクチャーカードを採用していた時代があり、自分的には敬遠していたのですが本機種では現在一般的に普及しているSDカード(SDHCにも対応)を採用しています。
現在では同社のみならず、メモリースティックに固執してきたソニーのデジカメもSDカードを採用しているようで、SDカードはコンデジ界のディファクトスタンダードになったと言えますね。


動作確認してみると、ダイアルの位置と画面表示が違っていました。写真では画面は動画になっていますが、ダイアルの位置はナチュラルフォトの位置であり、全く異なっています。
その他、ボタン類が全く効かず、ボタンを押したらダイアルを回した時のモード切り替えの画面になったりめちゃくちゃな状態になっています。もちろん、再生モードのボタンも効かず、「撮影はできるが表示が出来ない」とはこの事だったのか、と思いました。シャッターのボタンは普通に押せますから写真は撮れますし、電源スイッチも正常でした。


やはり治すには分解しないと始まらないということで、分解を試みてみます。このデジカメは分解防止のためか一部で特殊なネジが使われていました。自分はこのネジに合うドライバーを持っていなかったのでマイナスドライバーで強引に緩めました。
※:ちなみにデジタルカメラの分解は自己責任でお願いします。もし、フラッシュ発光用に帯電しているコンデンサに触ると、本当に痛いぐらいの勢いで感電します。


誤動作している問題の操作盤は液晶画面側のカバーを外せばすぐにお目見えできます。上では感電すると書きましたが、この部分にはコンデンサは付いていないですから、この部分だけをいじるだけなら感電はしないでしょう。
操作盤と基板とを結んでいるのは写真中央の青いフラットケーブル。外してケーブルの端子を拭いたり、磨いたりしましたが、無残にも効果はありませんでした。


次に基板に付いているコネクタを疑ってみました。この基板はあまり評判の良くない鉛フリーはんだを用いているようなので、コネクター部分のハンダ付け部分をハンダゴテで熱してみました。が、これも効果はありませんでした。





操作盤を外して色々、試行錯誤してみるとフラットケーブルを真っ直ぐに伸ばした状態では正常に作動しますが、曲げた状態(組み立て時)で誤動作することが判明しました。恐らく、フラットケーブルが何らかの原因で断線し、このような現象が起きたのでしょう。それにしてもこの部分は動く部分ではないので、断線はありえないと思うのですが…。
今回は組み立て時にフラットケーブルの折り返し位置を変えることで、正常な動作になりました(写真)。

再度動作確認を試みてみると、ちゃんとダイアルの位置と画面の動作モードが一致しています。
もし、今回謎のフラットケーブルの断線が経年劣化によるものならば、この処置を施しても、再度同じ症状を発症する恐れがあり、一時しのぎにしかならないでしょう。そうでないことを祈る限りではありますが。






ダイアルのみではなく、ボタンの動作も正常になり、再生モードに入り、なおかつメニュー画面にも入ることが出来ました。

2014年7月7日

HITACHI TV/FM/AM CASSETTE RECORDER TRK-5446

ハードオフのジャンクで税込540円で入手した日立のラジカセ。古そうな外観に最初は気になったのですが、見逃して、結局その後気になって購入したものです。
ジャンクの理由としては年式が古いというのもあるでしょうが、記載されていたのは「テープは回るがラジオが鳴らない」というものでした。白いボディの外観が特徴のラジカセですが、スピーカーのコーンまで白くなっていて手が込んでいます。




このラジカセは日立の1987年10月のカタログに掲載されており、大体その頃に発売されていたものであると考えられます。
時計付ファッショナブルミニラジカセ』というキャッチコピーで赤と白の2色展開。


当時の標準価格は11800円でこのカタログ掲載中のラジカセの中では一番安いモデルで、モノラルラジカセですから、いかにも入門向けのラジカセと言った感じのものですね。
早速、電池を入れて動作確認をしてみると、テープは愚か、ラジオも鳴って普通に使えました。ジャンクで売られているラジカセのポイントはバンド切り替えです。店員が動作確認時にバンドの切り替えを間違えた為にラジオが鳴らないと誤認してしまったのではないでしょうか。特に、このラジオはFMワイドバンド対応でアナログTVの4ch~12chが受信できるモデルですから、現在では受信できないこの位置で動作確認したことも十分ありえます。


カセットテープの操作部分。録音ボタンが“”なのは一般的であると思いますが、再生ボタンは青と言うか“水色”です。この配色は結構珍しいですね。
ボリュームはひねるダイヤル式ではなくて、スライドボリュームです。これも珍しい構造です。




スピーカの網の中に配置されており、わかりにくいですがマイクも搭載しています。これが何を意味しているのかというと、単独でテレコとして使うこともできるということです。もちろん、ラジオを聞きながら録音ボタンを押せばラジオの音声も録音することができます。
写真上に見えるのはラジオのチューニング用のダイヤルです。

前面。ラジオ部はAM/FM/TVでTVは地上アナログ放送の1ch~12chまで受信できるモデルです。現在はもちろん地デジに移行していますから、これらの放送はもちろん聞けません。
左上には時計が付いています。この時計はラジカセ本体の機能とは関係なく時間を表示しているだけで、タイマーなどの連携機能はありません。
カセットは片面再生でオートリバースではありません。片面が終わったら裏返す必要があります。

ちなみに写真のラジカセの中に入っているカセットは同時期に日立より発売されていたファッションカセットを入れています。やっぱり、当時発売されている同年代のカセットを入れるのは当たり前ですよね?
ラジカセの裏側。上にはFMラジオ用のロッドアンテナがセットされています。折れも無く非常に綺麗です。ラジカセ本体も白という極めて黄ばみやすい色なのにもかかわらず、綺麗で保存状態は良好です。
外部電源はACアダプタ式では無く、ACコードを直接差し込むタイプ。コードは小判型プラグで当時のラジカセでは多く見られたタイプのものです。


銘板。この年代としては珍しい韓国製です。ですが、本体はしっかりとしていてそれを感じさせません。
注目は電池表記部分に「日立ゴールド乾電池SUM-2(G)T×4」などと自社電池のブランド名が書かれている所。意外に細かいと言えますね。ちなみに電池マニアの視点では“日立ゴールド乾電池(G)”は現在でも発売されている日立の赤マンガン電池で、赤マンガン指定であることがわかります。

ラジカセ用の電池は単2電池が4本です。指定は赤マンガン指定でしたが、4本揃っているのがダイソーの縦書きマンガンしか無かったのでそれを入れました。






そして時計用の電池は単4電池が1本です。前述の通り時計はラジカセの機能とは何ら関係のない機能でありますので時計表示が要らなければこの電池は入れなくても構いません。
ちなみにこの電池の挿入口は相当奥の方にあり、凄い入れにくいです。




店員がこの時計部分の電池を取り忘れていたのか、懐かしい電池が入っていました。この電池は上記銘板に記載されていた電池と同じ電池が入っていました(日立UM-4(SG))。電池刻印の製造日は「88-12」でもしかしたら、このラジカセ購入時からずっと入りっぱなしだったのかもしれませんね。だとしたら、現在に至っても液漏れゼロ。凄いです。



電池を入れ替えても時計が動作しなかったので、分解して調査してみることにしました。写真は裏ぶたを開けたところです。時計は前側に付いていますから、前のユニットごと取り外さないと取れません。ユニットは右側のカセット側のネジを2本取ればカセットとラジオのユニットがごっそり取れます。その時には背面の配線を切らないように注意する必要があります。再ハンダすれば問題はありませんが、ハンダゴテを持たない人が分解する時は注意ということで。


取り外したユニットを前側から見た様子。また、前側にはスピーカー(3P)、電源LED(2P)、マイク(2P)のコネクタも付いていますので取る時は引っ張られて自然に取れますが組み立てるときのつけ忘れに注意する必要があるでしょう。
本体は韓国製ですがカセットテープ部分のモーターはミツミ電機製、コンデンサにニッケミ製を使うなど中身の部材は日本製の部品が多く見られました。でも、ラジオのICは韓国っぽかったですが…。

ユニットを外した前側です。左にスピーカー、右上に今回のターゲットとなる時計ユニットが見えます。







時計ユニットの拡大。この、時計ユニットどこかで見たことがあるなぁ…、と思って考えていたら、幼い時にガチャガチャで当たった安物の腕時計の中に入っていたユニットに似てるなぁ、と思ったぞ。





取り外した時計ユニット。斜めから見てみると物凄くうっすらと表示されているのが見える…。恐らく液晶の劣化と思われます。もちろん、コントラスト調整などありませんから液晶表示を濃くできるわけもなくお手上げ状態です。





一応、時計ユニットを完全分解して端子部分を拭いたりしてみましたが、無駄な抵抗で状況は全く変わらず。時計はラジカセの機能に関与しない部分ですから、時計は諦めてそのまま使うことにしました。





おまけ。時計ユニットにはボタン電池が入るような窪みが付いていました。やっぱり、これは腕時計のモジュールを流用したものじゃないのでしょうか?