2014年5月31日

MUVIA Portable Multimedia Player DTV-006P

リサイクルショップで購入した“MUVIA”というブランドのデジタルオーディオプレーヤー「DTV-006P」。ワンセグテレビも見られる上に、3.5インチのカラー液晶搭載で結構楽しめそうだったので購入してみました。
価格は1500円ほど。これを発売していたのはエヌエイチシー(NHC)というメーカーで、この会社は2008年に倒産しており、既にサポートは受けられませんが、今回購入したのはジャンク品ではなく、リサイクルショップ独自の6ヶ月保証が付いていたのでまぁ、安心でしょう。



裏側。プレイヤーは韓国製。マイクロSDカードスロット搭載でメモリ増設が可能。本体メモリも内蔵していますが、驚愕の128MBであり、事実上メモリ増設は必須であると考えられます。
映像出力端子も付いており、製品付属のケーブルを使えばワンセグ画像などを出力できるようですが、今回買ったものには残念ながら、そのケーブルは付属していませんでした。



ワンセグの画面。簡易EPG機能を内蔵しており、おおまかな番組表と番組内容が見ることが可能です。なお、ワンセグ放送を録画する機能は付いておらず、見るだけです。
基本内蔵のロッドアンテナを使い、一応外部アンテナ端子のようなものも付いていますが、何やら特殊コネクタっぽいです。
表示されている文字のフォント(字体)は中国製や韓国製の電子機器で見られる妖しいフォントです。


ビデオはなんだか形式が特殊なものっぽいので、今回は音楽を再生してみることにしました。音楽はメモリーカード内に「music」というフォルダを作り、その中に入れた音楽ファイルが再生されるようになっています。なお、使えるメモリーカードはmicroSDの2GBまでで、microSDHCには対応していないようなので注意です。
メモリーカード内の曲を再生するには、“設定”→“使用メモリ選択”で「メモリカード」の設定にしておく必要があります。


このメモリ選択制については賛否両論ありそうですが、選択できないと本体・メモリーカードのファイルがごっちゃになってしまう可能性が高そうなので選択制にしたのは懸命な判断であったのではと思います。
音楽再生中の画面。リピート機能やイコライザ機能など一通り必要な機能は搭載してあるので、まぁ、困る必要はないでしょう。音質はやはり韓国製のプレイヤーと言った感じでしょうか。本体のスピーカーで聞くと音は良いような感じがしますが、ヘッドホンで聞くと…、といった感じです。
ちなみに、写真画面中央あたりにはスペアナらしきものも付いていますが、明らかに音楽に連動しておらず、無意味に動いているだけの飾り物ですw。

2014年5月15日

Panasonic LUMIX DMC-FZ8

ハードオフのジャンク、税抜き500円で売られていたパナソニックのデジカメ“LUMIX DMC-FZ8”。例の如く、青箱の中にぶん投げられていたのですが、一瞬、一眼レフ?と思って手にとったのですがLUMIXのハイエンドモデルなのでした。
12倍光学ズームの720万画素。この機種はテレコンなど、オプションのレンズも付けられるようで色々と楽しめそうです。





後ろ側。ハイエンドモデルらしく、本体の液晶モニターだけではなく液晶ビューファインダー(EVF)も搭載。撮影時の画面も“一眼レフ風w”の表示にでき好感が持てます。






バッテリー。“DMW-BMA7”というLUMIX・FZシリーズ共通のバッテリー。一瞬ビデオカメラのバッテリーのように見えますが、そんなに大きくなく、意外に小さいです。
写真のバッテリーは純正品ではなく、ロワジャパンの互換バッテリーです。




サービスモードに入ってみた。
電源投入回数:4200回
撮影回数:10390回
フラッシュ点灯回数:6736回
パワーセーブ電源OFF回数:8回
結構、使い倒されていますね(^^;。



サービスモードその2。
初回起動は2007年2月20日16:00。 このカメラの発売日が2007年2月だったようなので、ほぼ発売日に購入して使い倒されたというパターンでしょうか。ちなみに時計合わせした回数が6回w。これ、こんな細かいところまで表示されるんですね。

2014年5月11日

TOSHIBA HELLO KITTY SDHC MEMORY CARD 4GB SD-H04GKT

量販店で見つけた、というか見つけてしまった東芝ハローキティシリーズのSDHCメモリーカード4GB。このシリーズの4GBSDHCは数量限定品でもう入手できなくなる!と、言うことで購入してしまいました。そう悟ったのが正解だったのか、最後の1枚であったようでした。
このSDカードのスピードクラスは“4” なので、中身はいわゆる黒芝相当であると思われます。






パッケージ裏。著作は“株式会社サンリオ”、発売元は“東芝コンシューママーケティング株式会社”、製造元は“株式会社東芝”となっています。バーコードのベンダーは東芝コンシューママーケティング(456213164)。
SDカードとしては珍しい対象年齢が設けてあったり(15才以上)、『本製品は玩具ではありません。』といった、ハローキティというキャラクター的に子供が触れることを想定とした記述がしてあります。

ハローキティと言えば、サンリオの看板キャラクターなので、過去にもKINGMAX(磁気研究所)やATP(ケンコー・トキナー)などでもハローキティのSDメモリーカードを発売していたことがあります。右の512MBのSDカードが以前、ケンコー・トキナーより発売されていたカードです。
左が今回購入した東芝のSDHCカード。ハローキティの絵柄ながらも“TOSHIBA”ロゴがあります(カード表面はラメが入っていて、キラキラしています)。東芝は過去にキャラクターのメモリーカードを出したことが滅多に無く、ある意味貴重と言えます。


東芝のSDカードは普通のSD/SDHCカードが“(低速)”または“(高速)”、FlashAir(無線LAN搭載SDカード)が“”となっていますが、このハローキティのメモリーカードはオリジナル色の“ピンク”になっており、コレクター心をくすぐります。
写真右は東芝OEMのSDHCカード。日本製で刻印は同じです。東芝はOEM供給の場合は台湾製か日本製のどちらかであることが多いですが、店頭で“TOSHIBA”ブランドで売られているSD/SDHCカードの場合は日本製がほとんどなので安心できます。
ちなみに東芝の日本製SDカードは同社の四日市工場で作られていると言われています。この工場内にはSanDiskの工場も併設されており、かつてSanDiskのメモリーカードは半導体は同工場で製造され、組み立ては中国で行われているとカタログに掲載されていましたが、現在のカタログではそう書かれていないので、違うのかもしれません。
でもSanDiskのホームページにはフラッシュメモリは四日市工場製であると書いてありますね。

2014年5月6日

RICOH Caplio R7

ハードオフで税込み540円で売っていた、リコーのデジカメ“Caplio R7”。このデジタルカメラはリコーがデジカメブランドとして展開していた「Caplio(キャプリオ)」シリーズの最終機種。後継モデルは“R8”となり、ブランド名を廃し、記号のみの商品名にすることで「実用的な道具」として打ち出す戦略に転換したようです(ただし、R8の商品紹介ページでは“Caplio R8”となっている)。





そんな、アニバーサリーモデルということで買ったのはいいのですが、バッテリーもチャージャも無いというw。この機種のバッテリーは「DB-70」というバッテリーで、リコー以外にもパナソニックのLUMIXが「DMW-BCE10(CGA-S008)」という型番でこのバッテリーを使用しているようです。
新しいデジカメを買った時に嫌なのが次々に新しいチャージャとバッテリーが増えていくことですね。前も別のブログでも書いたけど、大・中・小のリチウムイオンバッテリーパックを規格化して各社共通にすればいいのにと思うのですが…。

2014年5月3日

TDKの産業用コンパクトフラッシュ

TDKの産業用コンパクトフラッシュの4GB。これは業務用であるため一般市販はされていないものになっています。コンパクトフラッシュは一般的なハードディスクと同じATAのインターフェースを持っており、現在でもよく組み込み向けとして各社が供給しています。
なお、現在はTDKブランドのメモリーカード類が店頭で見られますが、これはTDKブランド使用の許可を得ているイメーションが発売しているもののため、今回紹介しているメモリーカードとは関係ありません。イメーションが発売しているTDKブランド製品にはTDKロゴ下に“Life on Record”という英文が入っており、これが目印になります。
カード裏。台湾製ですが、TDKのカタログによると、国産のフラッシュメモリに加え、TDKが開発したメモリコントローラーチップ“GBDriver RA8”を内蔵しています。それを証明するようにカードの表と裏には「GBDriver」のロゴが入っています。
なお、同じくTDKのカタログによるとこのコンパクトフラッシュは国内200社以上に供給されているようです。



このコンパクトフラッシュで面白いのはハードディスクと同じような“S.M.A.R.T.”機能が内蔵されており、TDKのホームページ上で配布されているソフトを使えばコンパクトフラッシュの状態を見ることが可能なのです。
なお、このソフトを使う時はノートパソコン上のPCカードスロット+コンパクトフラッシュアダプタなど、コンパクトフラッシュがATAデバイスとして認識されている必要があります。従って、USBのカードリーダ経由などでは使用できません。


例えば右下に表示されているウインドウ(Module Life Indicater)はメモリーカードの総消去回数から割り出した予想寿命で、今回使ったメモリーカードは総消去回数が375546回で、その数値から割り出した総消去可能回数は1536000000回、15億3600万回という信じられない数値が出ています。予想寿命はグラフに現れますが、寿命がまだ程遠いのかグラフが現れていません。と、言うわけであまり使用されていないコンパクトフラッシュのためこのような数値ですが、もうちょっと使い込むと面白いかもしれませんね。
なお、このコンパクトフラッシュ内蔵のS.M.A.R.T.機能はTDK独自のもので、TDKで配布しているソフト以外のものを使って見ることは出来ません。
ちなみにハードディスクのS.M.A.R.T.情報を取得できることができる「CrystalDiskInfo」を使っても、対応機能には“S.M.A.R.T.”の記載はありますが、表示は全くされていないことがわかります。



 と、言うわけでこのTDKの産業用コンパクトフラッシュ、見かけたら入手してみると面白いのではないでしょうか。ちなみにこのシリーズにはSDカードやmicroSDカードもあり、これも専用ソフトで状態を見ることが可能みたいで、これも入手できたら面白そうですね…。