2015年7月5日

ネスカフェの缶コーヒー

1ヶ月ぶりのブログになります。bloggerは放置しっぱなしでも、変な広告は出ないし、投稿できなくなるという事も無いので本当に素晴らしいブログサービスだと思います。そもそも“ブログ”=“日記帳”という位置付けであれば、他人の日記帳に広告が現れるなんておかしいと思うし、広告が出るのであれば、本ブログでも使っているAdSenseのように広告料の一部をブログの筆者に分け前をくれるぐらいの配慮があってもいいと思うのですがね。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は生産終了でもうすぐ入手できなくなるネスカフェの缶コーヒーの話題です。


ネスカフェはスイスの“ネスレ”という食品メーカーが世界的に展開しているインスタントコーヒーのブランド名で、日本でも日本法人である“ネスレ日本”が発売、現在でもインスタントコーヒーの代名詞の一つとして数えられています。ちなみにネスカフェのロゴは変更されており、写真左“NESCAFE Excella カフェラテ”が旧ロゴ、写真右“NESCAFE GOLD BLEND”が新ロゴで、従来のものと比べると書体が丸っこくなっているのが特徴です。
そんなネスカフェが缶コーヒー事業に参入したのが1990年。大塚ベバレジ(現・大塚食品)と販売独占契約を結び、大塚の自販機でポカリスエットやカロリーメイトと並んで置かれることになったのです。しかし、大塚の自販機は少なかった。2000年にはUCC上島珈琲から自販機事業を引き継ぐも苦戦。2015年に提携先であった大塚食品がアサヒ飲料の缶コーヒー“WONDA”を販売することになり、ネスレはそのまま撤退。2015年3月に全てのネスカフェの缶コーヒーが生産終了となったのです。
記念に成分表示も写真に収めておきました。販売者は“ネスレ日本株式会社”になっていますが、発売元は“大塚食品株式会社”になっていることがわかります。気になるのはバーコードのベンダーですが、“大塚食品(4959127)”となっていました。
後年のネスカフェの缶コーヒーは“ゴールドブレンド”や“エクセラ”など、インスタントコーヒーのブランド名を使用、インスタントコーヒー譲りなその味は自分も好きで、自販機で見つけるたびに購入していたのですが、今回の撤退は非常に残念です。



一時期、ネスカフェサンタマルタという缶コーヒーで明石家さんまが出演しているCMが有名でしたが、やはり大塚の自販機が少なかったので実物を見かけるのが難しかった印象があります。

3 件のコメント:

  1. 7月後半からいままで外泊していてネットが使えなかったわけですが、その外泊先に大塚製薬の自販機があり、ネスカフェが売れ残っていました。この記事を閲覧したあとだったので早速ゴールドブレンドブラックを購入すると出てきたのはワンダ 金の無糖… カフェラテとゴールドブレンドはちゃんと見本通りネスカフェが出てきたのですが売りきれに表示になっていまい、翌日にはワンダに差し替えられていたのを見ると最後の物を購入できたのだと思います。

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    1. おお、貴重な最後の1本を購入されたのですね。この記事で購入した大塚の自販機もワンダに切り替わっていました。
      今年の9月には今回のネスレに続き、“Roots”で知られるJTの飲料部門も撤退するようで。この業界は芳しくないのでしょうか…。
      http://www.jti.co.jp/investors/press_releases/2015/pdf/20150204_J01.pdf
      “Roots”もキーコーヒーと提携して、意欲的なブランドだったのですけどね…。売却先がサントリーなようなのでBOSSコーヒーと被るという理由からそのままブランド消滅な流れになりそう感が。
      http://www.jti.co.jp/investors/press_releases/2015/pdf/20150525_J01.pdf

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  2. それなので飲めなくてそのまま冷やされていますw
    Rootsは最初自動販売機の権利を譲渡という報道でその後飲料事業から撤退みたいな感じだったと覚えています。以外とファンが多い?モモ天は名前を変えて残るかもしれませんがそれ以外は被っているのでなくなるのでしょう。

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