Baby MakerのDVD-RAM同様、秋葉原の磁気研究所で入手した“Ever Media”というブランドのCD-RWです。磁気研究所は古くから記録メディアを扱っている商社という一面を持っており、秋葉原の直営店では極たまに見たことのないメーカーやブランドのメディアが放出されることがあります。今回紹介するCD-RWもそんなメディアの一つです。
今回購入したものは多枚パックからバラして売っているものと思われ、表紙やインデックスカードなどはありませんでした。ちなみに価格は税込50円。
ディスク盤面。この“Ever Media”は台湾のプラスチックメーカーである南亜プラスチック(NAN-YA Plastics Corp.)が自社ブランドで発売していたCD-RWで、かつては量販店で出回っていたこともあります。
レーベルデザインはなんとなく懐かしい。特に下部にある“Title”と“Date”の書き込み欄が。ディスクの内側には“NAN YA OPTICAL DISC”とあり、南亜製をさり気なくアピールしています。
記録面。真っ黒です。CD-Rは記録面にある色素の色でどの色素を使っているかわかりますが、CD-RWの場合は一様に真っ黒なのでここから製造者を特定することは不可能です。
ちなみにディスク中心のロット番号の印字(レーベル面)は“P918 CDRW80MG NY17023”。
最後に「Nero InfoTool」で見たCD-RWの詳細。メーカーIDは「Nero InfoTool」のデータベース上に入っていないようで“未知”となっています。ATIPのコードは“97m15s35f”となっており、これは南亜自社製を表しているメーカーコードらしいです。
なお、このCD-RWは種類に“ブランクHS CD-RW”とあるように4倍~12倍(High Speed)に対応したドライブで無いと書き込みができないので注意です。ただし、バッファーアンダーラン回避機能が付いた現在のCD-RWドライブでは殆どの機種で対応しており、心配する必要は無いでしょう。
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