ハードオフで入手した無線LANのSDカードリーダである“AirStash(エアスタッシュ)”。この製品は海外でWearable Inc.社が発売しているものですが、日本ではあの日立マクセルが発売しています。
無線LANやそれを動かすリチウムイオン電池を内蔵しているためか、本体は大ぶりでカードリーダにしてはやけに大きいです。
裏側。購入額は税込540円。下には日本向けのシールが貼り付けてあり、マクセルのロゴマークが見えますね。海外のエアスタッシュも使えるっぽいですが、技適マークの認証を取得していないため、日本の電波法に引っかかる恐れがあります。
ちなみに本体はメキシコ製。
メモリーカードは後ろ側から差し込む。カードはSDHCの32GBまで使用可能です。このカードリーダはスマホやタブレットPCなどの無線LANを使いアクセスするもの。従って、スマホを持たない自分にとっては意味を成さないものであり、パソコンだと普通にUSBポートに刺して使うのみであり、無線LANで接続することを想定していないようです。
そこで、今回は無線接続できるかの動作確認がてら、パソコンでの接続を試みてみる。
まずはエアスタッシュの中にSDカードを入れて電源を入れます。電源の入れ方はLEDが点灯するまで電源スイッチを押し続ければ電源が入ります。以後は定期的に緑色のランプが点滅します。
そうすると、無線LANの接続一覧の中に“AirStash~”で始まる接続名がありますので、それを選択して接続します。
ちなみに電源OFFはランプが早点滅するまで電源スイッチを押し続けます。店で電源ONしたのはいいが、切り方を知らなくて焦った…。ランプ点きっぱなしで購入したしw。
そして、適当なWebブラウザで…、
http://airstash.net/files/
にアクセスします。すると、写真のようにSDカードの中身がブラウザ上に現れます。
クリックして、ファイル名が表示されますのでそれをクリックしていくと…、
カード内の写真も見ることが可能です。この方法を流用すればパソコン以外の様々なデバイスでアクセス可能っぽいです。要は無線LANを内蔵している機器で、尚且つWebブラウザがあれば見れる訳ですからね。
Webブラウザ上だけでなく、Windowsエクスプローラ上でも見たい欲張りなあなたはWindowsエクスプローラ上の“ネットワークドライブの割り当て”で接続先を「\\airstash.net\files」にします。ドライブレターは適当でOKです。
ご覧のようにいつものWindowsエクスプローラの画面で無線接続できました。もちろん、削除やコピーも普通に出来ます。
現在は東芝の“FlashAir”やEye-Fi社の“Eye-Fi”などSDカード自体に無線LAN機能を備えたカードが登場していますが、無線LANを内蔵した同カードは価格が高い傾向があります。そういう意味では従来のSDカードがそのまま使えるというエアスタッシュはカードリーダのサイズが大きいという欠点を除いてもメリットが有ると思います。しかもエアスタッシュは電池を内蔵しているのでそれだけで動かすことも可能ですしね(その分充電が必要というデメリットも発生しますが)。
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