ハウスウェルネスフーズが発売しているオレンジジュース(30%オレンジ果汁入り飲料)“プラッシーオレンジ”です。
元々、このプラッシーはお米屋さんでのみ売られていた不思議なジュースでした。それはハウスウェルネスフーズの前身である武田食品工業が清涼飲料水を発売するルートを持っていなかった関係で目に付けたのがお米屋さんだったのです。
プラッシーの名前の由来は果汁入り飲料にプラスしてビタミンCを配合したことによるもので、主食の米では不足な栄養素であるビタミンCを取ってもらおうという意図もあったようです。
このプラッシーは1980年代に一旦製造が中止されていますが、1998年に“ニュープラッシー”として再販したものがそのまま発売されている形になっており、この再販版からコンビニやスーパーなどの一般的な販路で発売されています。とは言っても、自分の近所ではプラッシーが売られている光景を見かける事は無く、偶にディスカウントストアで売られているのを見るのみです。
ちなみに“ふなっしー”とは何の関係も無い。プラッシーは1958年発売なのでこちらの方が先です。色は何となく似てるかもしれませんが。
成分表示。販売者は“ハウスウェルネスフーズ株式会社”。プラッシーと同じように旧・武田食品工業からハウスウェルネスフーズになって発売している清涼飲料水としてC1000シリーズがありますが、こちらは“C1000タケダ”から“House Wellness C1000”→“House C1000”へとブランドが変わって行きましたが、プラッシーは一貫して社名ロゴは表示されていません。
このC1000シリーズが生まれたきっかけはプラッシーの誕生が深く関わっています。
肝心の味のほうですが、ピタミンCが配合されている関係か、一般的なオレンジジュースに比べると若干酸っぱめに感じるかもしれない。かつては定番だったオレンジジュースも下火で自動販売機でもなかなか見かけませんが、プラッシーは今後も定番ジュースとして発売し続けて欲しいと祈るばかりです。
“プラッシー/PLUSSY”は商品に(R)マークが記載されている通りの登録商標。“ハウス食品グループ本社株式会社”が第512297号などで商標登録しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿
この記事に何か意見があればお願いします。
記事に無関係なコメントはバッサリと削除しますのでよろしく。